事業承継・相続対策と生命保険提案の考え方。どんなお客様（法人）に、どの場面で、どんな生命保険を、どう活用いただくのか。後継者と非後継者問題を紐解き、家族構成からの提案ポイントについて、生命保険の活用についてわかりやすく解説していく講座の全体像をご紹介します。

税理士という仕事は、顧客のよりよい未来も提案する仕事です。そのひとつの方法として、生命保険に関する知識を持っておくことは、顧客満足度だけではなく、あなただから一緒に会社の未来を考えて欲しいという信頼関係を気づくことにも繋がります。…

顧客を守るためには法人と個人の両面からの視点が必要。顧客を本当の意味で守るには、法務の知識があることは大前提です。しかし、相続等の際にオーナー経営者自身だけではなく、家族も守るためには法人だけではなく個人という面からも、リスクが回避できるのかどうかという視点が非常に重要になってきます。

相続の際の大きなポイントとして、納税が問題なくできるのかどうかという点は、言うまでもないことでしょう。問題なく納税ができるようにするため、担税力の付与、分割問題（第4回のテーマ）との整合性、換金資産の多少、不動産資産の活用状況などの様々な視点から読み解きます。…

いかに顧客の個人資産を正しく把握し、経営者を守るために提案ができるか。遺産分割という未来のリスクを考えた時、適切な提案ができるかどうかは、いかに顧客のことを理解しているかで大きく変わってきます。…

退職金は、支給される側にとっても重要な今後の資金。経営者にとっても役員退職金の問題は、事業承継の各種問題として重要なものですが、それと同じように退職する役員にとっては、今後の人生を支える大事な資金となります。…