最近は、若い人を中心に一見さんで診療に来る人が増えています。
特徴は、腹痛や下痢などの軽い症状です。
学生は、アルバイトや勉強で睡眠不足などの疲れから。
サラリーマンは、残業や過重労働の後に発症する傾向にあります。
診療所では医者が診療するので、安心感と処方薬がもらえます。
しかし、その症状は身体から日常生活への警報なのです。
最近の患者の傾向から自分の傾向を振り返ってみましょう!
身体の異変は、結果でしかありません。
結果には必ず原因があります。
例えば、風邪をひくときは
残業続きなどで身体が疲れている時ではありませんか?
症状を取り除く事で治るのではなく、生活を改善する事で治るのです!!
現代医療の現場を知る事で症状の本質を改善しましょう!
土橋 重隆(つちはし しげたか) 先生
ツチハシクリニック、外科医、医学博士
食道静脈瘤内視鏡的栓塞療法(1981年~)、腹腔鏡下胆嚢摘出術(1991年~)などの先端医療を多数経験。西洋医学の長所、短所を熟知したのち2000年より帯津三敬病院にてガンに対する統合医療を経験。統合医療の現実を知り独自のやり方で病気の本質を追求するようになる。”病気は排除すべきもの”という従来の科学的思考から自らの臨床経験に基づき“病気にも意味と価値がある”という哲学的思考に推移する。
著書に「ガンをつくる心、治すこころ」(主婦と生活社)、「ガンを超える生き方」(徳間書店)、「病気になる人、ならない人」(ソフトバンククリエイティブ)、「突き抜ける生き方」(あ・うん)、「50歳を超えてもガンにならない生き方」(講談社)、「生きる。死ぬ。」(ディスカバー21)などがある。