年々影響力を増していく花粉症やインフルエンザ。
ワクチンの予防接種を受ける人の数は増加していっています。
また最近では子宮頸がんのワクチン接種の副作用が問題視され、国会で取り上げられました。
実際のところ、たとえばインフルエンザなどのワクチンは、本当に効果的と言えるのでしょうか?
本講座において、医療の現場における「ワクチン」の現状と実態について、医師の立場から解説していきます。
花粉症にしても、花粉は日本人全員に花粉症を起こすわけではありません。
そう考えた時、花粉症の原因は、絶対的に花粉自体によるものと言い難いわけです。
花粉が体内に取り込まれた時、花粉を異物と感じて体が拒否反応する人は、花粉症という症状になって現れます。
花粉を異物として拒否反応しない体の人は、花粉症を発症しません。
この違いはなんなのでしょうか?
本講座で伝える「病気には意味と価値がある」という考え方から、花粉症やインフルエンザなどの感染症を、自分の健康と照らし合わせてどのように受けとめるべきなのかを解説します。
「ウイルスが悪い」と外部に原因をもっていくのは、簡単で受け入れやすい考え方ですが、自分自身の内部にある原因について思いを馳せることで、自分を変化させていく考え方に至ります。
これからは化学的(ケミカル)から自然的(ナチュラル)な体に変えていく時代なのです。
私たちは日常において、そのように自分を変えていく要素を増やしていくことが必要です。
本講座では考え方の例を挙げて、どのような変化を自身にもたらすかを説明していきます。
土橋 重隆(つちはし しげたか) 先生
ツチハシクリニック、外科医、医学博士
食道静脈瘤内視鏡的栓塞療法(1981年~)、腹腔鏡下胆嚢摘出術(1991年~)などの先端医療を多数経験。西洋医学の長所、短所を熟知したのち2000年より帯津三敬病院にてガンに対する統合医療を経験。統合医療の現実を知り独自のやり方で病気の本質を追求するようになる。”病気は排除すべきもの”という従来の科学的思考から自らの臨床経験に基づき“病気にも意味と価値がある”という哲学的思考に推移する。
著書に「ガンをつくる心、治すこころ」(主婦と生活社)、「ガンを超える生き方」(徳間書店)、「病気になる人、ならない人」(ソフトバンククリエイティブ)、「突き抜ける生き方」(あ・うん)、「50歳を超えてもガンにならない生き方」(講談社)、「生きる。死ぬ。」(ディスカバー21)などがある。