なぜ私たちは傾聴をおこなうのでしょうか!?
傾聴における人間観を理解することで傾聴の本質を学びましょう!
聴くという行為を通して相手の気持ちを理解する傾聴。
その傾聴がもたらす効果は、心理療法・カウンセリングに非常に似ています。
一般的にカウンセリングといえば「苦しみや悩みを失くすもの」という理解が広まっていますが、傾聴の精神においてその理解は違います。
人は苦しみを通して成長するもの。
それが傾聴が把握する人間観であり、苦しみを通しての成長を手助けするのが傾聴の精神なのです。
傾聴の根幹にあるのは
「人間は自分を成長させる力を持っている」という人間観!
その自己成長力を支えていくのが傾聴の姿勢になります!
相手の気持ちを受け入れて聴く傾聴においては、相手を指導したり、注意することはありません。
それではいったいどのようにして相手は成長するのでしょうか?
それは人間が本来持っている「自己成長力」によって、成長するのです。
本講座では、相手の相談にのる立場、つまり傾聴を行う側の立場としてどのような考え方を持って当たるべきなのかを解説します。
傾聴を通してどのように相手の自己成長力を高めていけるのか、その仕組みを理解することで、あなたの傾聴力は更に高めることができます。
自分で自分を支えることを理解しているからこそ、
相手を手助けできる!
相手が相手自身を支える疑似体験をもたらすのが傾聴の意義です!
人は自分で自分自身を支えることによって「自己成長」することができます。
傾聴は、いまはまだ自己成長するには自分自身を支えきれない相手にむかって、その疑似体験をさせてあげる役割を担っているといえます。
最終的には相手が相手自身を支えられるようになった時、傾聴の本当の意義が達成されるのです。
それが傾聴の精神であり、その精神は、傾聴のもつ人間観によって成り立っているのです。
本講座で傾聴の人間観を学び、その意義を確かめることで、更なる傾聴力の向上を目指していきましょう!
岩松 正史(いわまつ まさふみ) 先生
傾聴講師。心理カウンセラー、アクティブ・ブレイン記憶術マスター講師。アクティブ・ブレイン読書法講師。アクティブダイエット講師。
心理カウンセリングの他、企業、自治体、医療機関において傾聴やメンタルヘルス研修をしながら、地元の就労支援NPOや引きこもり支援の相談員をしている。
2007年から始めた一般向けの「傾聴1日講座」は丸1日かけて1名からじっくりと傾聴が学べることが好評で、Googleの検索ワード「傾聴」ランキングでは常に上位に表示、北海道から愛媛まで全国から300名以上が受講している。
毎週1回52週間連続でお届けする無料のメールマガジン「傾聴のつぼ」は400人以上に読まれている。
2012年アクティブブレイン記憶術講師となり“脳を開き人生を開く”をキャッチフレーズに、持ち前のカウンセリングマインドをベースに記憶力の向上を2日間で体得できる講座を開催中。