景気悪化と共に、ガソリンの需要が落ち込み、車は軽自動車すら売れないという現状です。そのような状態なので、株価が低下している事は当然です!
為替では、アメリカの金融危機の穴埋めによる行動が限界を迎えたと考えられます。
その結果として、株が下がりドル安気味になっています。
世界の情勢を広く知り、この先の様々な破綻の表面化に対応しましょう!!
今回の相場の変動で特徴的なのは、国際商品の大半が大暴落している事です。
特に中東の産油国やアメリカは厳しい現実を迎えていると考えられます!
世界不景気の現状では、企業の競争力が強くなければ厳しい戦いとなるでしょう。
このような時は、コスト低減よりも研究開発やマーケティングが大切です!
中国では、不動産バブルの崩壊や豊かさという夢が幻想となった周辺民族による反動で激動しています。これは、金融と貿易の関係が深い米中関係に大きな影響を与えるでしょう。
一方で、不景気の事実を認めた日本では、アベノミクスが終焉を迎えています。
金融緩和を契機に金利が上昇し、国債が売られるリスクが高いと考えられます!
増税の有無に関わらず国債の暴落は不可避だと考えられます。
今年の秋は金利の動向にはくれぐれも注意をしましょう!
藤原 直哉(ふじわら なおや) 先生
経済アナリスト 株式会社あえるば 取締役会長
特定非営利活動法人日本再生プログラム推進フォーラム 理事長
独立系シンクタンクとして「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析を行っているほか、小田原市および長野県南信濃遠山郷に拠点を構え、ロハス体験学校の主催、コンサルティング、社内教育、講演、執筆活動を行っている。
また、藤原直哉が執筆する「ワールドレポート」を毎週発行。その他、社会人学校「藤原学校」を東京で月2回開催し、全国各地で「藤原塾」も開催している。
さらにNHKラジオ第一放送の「ビジネス展望」、山口放送ラジオの「情報ダブルクリック」にレギュラー出演、NHK文化センター青山教室では「世界の中の日本経済」というタイトルで時局分析を行っている。
このほか以下の職責を兼務している。
・渋谷ソーホーバレーコモンズ(SVC)推進協議会会長
・有限責任事業組合藤原KAIZEN研究会顧問
・ワシントン大学経営大学院名誉卒業生
・ワシントン大学経営大学院キー・パートナー
株式会社あえるば
URL:http://www.fujiwaraoffice.co.jp/