相続が発生した際に、問題なく財産を分割するためのひとつの方法として、生命保険を提案できると、今まで以上に顧客のスムーズな事業承継を実現することができます。物事が常に変化をするように、法定相続人も変化していきます。未来のリスクを考えた上で、現金資産である生命保険を準備しておくことを提案すべき理由を解説します。
遺産分割という未来のリスクを考えた時、適切な提案ができるかどうかは、いかに顧客のことを理解しているかで大きく変わってきます。この第4回では、顧客の家族について(構成・状況)や個人資産も含めて現状を洗い出し、よりよいて提案につなげるためのチェックシートを公開し、生命保険をどのように活用するのかという具体的な相続税対策をご紹介します。
大西 恭則(おおにし やすのり) 先生
大西義塾、ウイズダムスクール講師
元日本生命代理店営業本部主席コンサルタント。
これまでに50,000名を超える経営者・ドクター向けセミナーを全国にて開催。とりわけ、豊富な経験に裏打ちされた『お客様の想いと願い』を実現するコンサルティング手法に定評あり。
事業承継問題に関するオーナー経営者・資産家・医療法人等からの要請が多く、日本生命を退職後も人気セミナー講師として、独自のカリキュラムに基づく保険業界のコンサルタント人財の育成に従事。