松下政経塾で研鑽を積んだ小田先生が講師をつとめるこの講座。
今回も経営の神様と呼ばれる、
松下幸之助氏の成功哲学について学びます。
最初のテーマは「仕事の喜び」について。
皆さんは仕事をしていて「楽しい」と感じていますか?
小田先生は、88歳を超えた松下氏に、
「これまで仕事をしていて満足した時はいつですか」
と尋ねたことがあるそうです。
その答えは何だと思いますか。
パナソニックが海外に進出した時でしょうか、
それとも売上が1兆円を超えた時でしょうか。
松下氏の答えは「18歳の時の麦茶」でした。
どんなエピソードが語られたのか、講座をチェックして、
経営の神様、松下氏の考え方を学びましょう。
仕事を終えた時、皆さんは1日を振り返り、
かけがえのない時間だったと感じていますか。
例えば、ベルトコンベアでの流れ作業を想像してください。
自分はライン生産の一部で、流れてくる商品に対し、
パーツをいくつか組み込んで、次へと流す仕事です。
この仕事を退屈と感じるか、面白いと感じるかは、
実は自分自身の考え方が非常に重要なのです。
皆さんは食事を忘れるほど、仕事に没頭していますか。
成功を手にした著名人の中には、
寝る間も惜しんで働いている方が多くいます。
それも嫌々働くのではなく、楽しくてしょうがないという様子です。
この機会に日々の仕事を見直してみませんか。
世界に通じる大企業を一代で築いた松下幸之助氏。
どのような人物を想像しますか。
この講座では、書店で並ぶ自伝にはないような、
小田先生が実際に接して感じた、松下氏の特徴が紹介されています。
例えば、松下氏は人の話を聞く時に
どのような仕草をするかご存知でしょうか。
人間哲学の中で、「衆智を集める」という考え方を
よくしていた松下氏は、時にそれが平社員であろうが、
素人であろうが、誠意を持って耳を傾けたと言います。
この講座を受講して、傾聴のスキルを学びましょう。
そこには、松下幸之助氏のリーダーシップ論が詰め込まれています。
働くことの意味、組織を束ねる意義、
そして仕事の喜びを再確認してみませんか。
小田 全宏(おだ ぜんこう) 先生
東京大学法学部卒業後、(財)松下政経塾入塾。
松下幸之助翁指導のもと、一貫して人間教育を研究。
多くの企業で「陽転思考」を中心とした講演と人材教育実践活動を行い好評を博す。
NPO法人「日本政策フロンティア」を設立し、理事長を務める傍ら、NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」運営委員長として全国を東奔西走している。