お客様へ、心が通う「おもてなし」はできていますか?
ディズニーから、お客様への気遣いを学びましょう!
ディズニーでは、キャストがゲストに接するときに、一本の美しい花を手渡すというイメージを持っています。ゲストは、キャストに一日のうちに何度も接する機会を持つので、手渡された花は、いずれ花束となります。
では、どうすれば素晴らしい花束となるのでしょうか?
これには、「一つ一つは全てつながっている」という考え方が大切です。
一つ一つが、枯れている場合や腐っている場合には、素晴らしい花束にはなりません。
ディズニーが大切にする「おもてなし」の考えから、お客様への気遣いを学びましょう!
お客様や従業員に感性による思いやりができていますか?
感性を磨き、視点を変えることで、
見える世界を変えていきましょう!
今は、若年層を中心として感性の時代に突入しています。
ディズニーでは、「ファイブスターカード」や「サービス・リカバリー」があります。
細やかな一つ一つの思いやりを、従業員やお客様に向けて、モチベーションの高い「おもてなし」を行い、お客様の記憶に残るサービスを提供しましょう!
そのためには、どのように「おもてなし」を行い、どのように成長するか、ディズニーを通して学び、
視点を変えることで見える世界を変えましょう!
基礎・基本が徹底された行動指針はありますか?
行動指針が基礎となって「想い」や「夢」を実現できます!
ディズニーでは、コンセプト教育が行われています。
コンセプト教育とは、企業理念を基本として、理念を実現するためのSCSEという行動指針を設け、ミーティングで徹底してもらうという教育です。
ディズニーは、「夢を実現するのは人であり、すべての基本は人である」と考えています。その考えのもとで、従業員にSCSEというコンセプトという基礎を徹底し、ディズニーの「想い」やお客様の「夢」を実現しています!
このように、基礎・基本が徹底された行動指針を設けて「想い」や「夢」を実現していきましょう!
生井 俊(いくい しゅん) 先生
ディズニーとホテルのホスピタリティを語る作家
作家・高校教諭。
1975年生まれ、東京都江東区出身。
高校時代、東京ディズニーランドでエレクトリカルパレードの運営をサポートするキャスト(従業員)を経験し、ホスピタリティあふれるサービスを体得。
早稲田大学卒業後、株式会社リコーに入社。お客様満足度ナンバーワン企業ならではの、すぐに対応し好感度・信頼度を高めるサービス哲学を叩き込まれる。リコー退社後、都立高校教諭として「ゆとり世代」の教育現場に携わる。
現在、執筆のほか、「人が輝く教育手法」や「感性の磨き方」をテーマに、講演・研修を行なっている。笑いあり、涙ありの内容で、「初心に返ることができる」「じんわりと心があたたかくなる」と好評を博している。書籍は累計10万部を超える。
近著
『高校生でもプロ意識が生まれる ディズニーランド 3つの教育コンセプト』
『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』
『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』(こう書房)