皆さんはインシデントレポートをご存知でしょうか。
医療現場で働く人にとっては聞き慣れた言葉かもしれません。
これは患者に対して、危険なことがなかったか、
現場で注意の必要なことがなかったかを報告するレポートです。
今後の接遇向上のためにも、みんなで意見を出し合い、
改善をしていかなければならないものなのですが、
どうも提出されるレポート数が少ないのです。
改善すべき内容はたくさんあるはずなのに、現場からの声があがってこない。
こういった悩みを持つ職場も多いのではないでしょうか?
ネガティブなオーラに包まれた報告書、それがインシデントレポート。
現場で働く者にとっては、
どうしても「自分のミスを書いている」気分になるのです。
しかし、講師の佐藤茂則先生は、
独自の着眼点で、このレポートの名前を変えたのです。
するとどうでしょう。
たったそれだけで、職場に変化があったのです。
講師の佐藤先生は、インシデントレポートという名前を変えました。
するとレポートの提出件数が増え始めたのです。
内容にも変化がでてくるようになりました。
こうしたほうがもっと良くなる。
患者はきっと私たちに言いづらいことがある。
心理をもっと読み取ってあげようなど、
患者の立場に立った意見が寄せられるようになったのです。
これまでのインシデントレポートと内容は同じ、
タイトルを変えただけで、
あれもこれもとポジティブな目線で職場の改善が始まったのです。
ほんの少しの工夫で職場の接遇が向上される。
講座を見れば、すぐに取り入れることができることばかりです。
これは医療や介護の現場だけの話ではありません。
どんな仕事にも当てはめることができるでしょう。
みんながひとつになって、働く環境がどんどんよくなる秘訣です。
あなたの職場も人材育成コンサルタントの切り口で、
見直してみませんか?
佐藤 茂則(さとう しげのり) 先生
心理カウンセラー
有限会社ミック研究所 代表取締役社長
NPOメンタルサポートアカデミー 理事長
一般社団法人事業者厚生メンタルヘルス協会 代表理事
企業、自治体、医療施設、介護施設の人財教育とEAP(働く人のメンタルヘルス支援)支援。心問題をベースにした講演、セミナーは企業、医療施設、自治体まで多方面から好評を得る。
講演を聴くだけで癒されると評判。NPOメンタルサポートアカデミーでは「聴くことは誰にでもできる身近な社会貢献」をスローガンに埼玉、東京でカウンセラーの養成講座を行う。著書多数。
有限会社ミック研究所
URL:http://www.micc-co.jp