2013年2月アーカイブ

視聴者の皆様こんにちは。Wisdom School事務局です。

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第４回目も引き続き島倉大輔先生です。

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「圧倒的に集客できる反響チラシの作り方と活用法」その４　　 （島倉大輔）

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前回までに反響が取れないチラシの典型例について解説してまいりました。
今回からはいよいよ反響の取れるチラシ作りの極意について解説を行います。

まずはじめは「対象」についてです。
あなたはチラシを作る時に「対象」を考えて作っていますか？
このような質問をすると「考えている」と答える人が多いのですが、
私からみるとほとんどの方が全然考えていません。

例えば塾のチラシで「大学受験コース」もあれば「高校２年コース」もある
ように、万人向けに作っているケースが多いのです。
　
なぜこうなるかといえば、対象を絞るとお客が減るのではないか、という恐怖
からなのです。しかし、事実は全く逆です。対象を絞ることで、お客を確実に、
しかも予想よりも多く獲得することができるのです。

事例として雑誌の『セブンティーン』を取り上げてみましょう。
『セブンティーン』は、１７歳前後の女性を対象とした雑誌です。
対象を極めて狭く設定していますが、実際は１７歳前後の女性以外にも売れて
いるのです。

小学６年生や中学１年生の読者も多く購読しています。
それはなぜか分かりますか？
　
答えは、憧れ、です。小学６年生や中学１年生にとって『セブンティーン』は
憧れの女性像を提案してくれる雑誌であり、十分に読者のターゲットとなる
わけです。

このように対象を絞り込むことで、ターゲットとなるお客を確実に獲得
できるだけでなく、副次効果的に、その周辺のお客も確実に獲得できる
ようになります。

多くのお客を獲得しようとして万人向けにチラシを作ろうとすると、
提案内容も漠然とし、情報量も幅広くなるためお客の関心をつかむことが
できないのです。

では、今回はあなたに宿題を出しましょう。

あなたはチラシの制作担当者です。２０代の社会人向けにチラシを作ろうと
しています。
　
では、どのように「対象」を具体化していきますか？
答えは次回発表しますので、それまで考えてみてください。

（つづく）

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●島倉　大輔（しまくら　だいすけ）

経営コンサルタント
株式会社マーキュリーコンサルティング代表取締役。
外資系、国内独立系コンサルティング会社を経て独立。中小・ベンチャー企業
の経営者を対象に、「会社の発展」と「人生の成功」を実現するための支援を
行なっている熱血硬派の経営コンサルタント。
現場に深く入り込み、伴走者として社長と一緒に走りながら、時には激を飛ば
して成果があがるまで密着支援を行なっている。過去に支援してきた会社は
全国延べ1,400社以上。あらゆる業界で勝ち組企業を生み出している。
著書「大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります」
（クロスメディア・パブリッシング）

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視聴者の皆様こんにちは。Wisdom School事務局です。

現在公開している講座の講師陣によるメールマガジンを発行していきます。
第３回目も引き続き島倉大輔先生です。

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「圧倒的に集客できる反響チラシの作り方と活用法」その３　　 （島倉大輔）

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集客が伸びない、という前に、現在使っているチラシを再検討してください。
集客が伸びないのは、９０％がチラシが原因なのです。

前回まで「反響が取れないチラシ」の事例を３つご紹介してきました。
今回ご紹介するのは「反響が取れないチラシ」でよくあるケース
『価格訴求型広告』です。

『価格訴求型チラシ』とは、たとえばこんなチラシです。

「半額キャンペーン　２週間限定！」
私がコンサルしたクリーング店でも、このようなチラシを使っていました。
このような『価格訴求型チラシ』は確かに即効性があります。

クリーニング店でも通常の３０倍の集客がありました。しかし、ここが
落とし穴なのです。キャンペーン期間が終了すると、新規顧客はリピーター
にならず、また集客に困るようになりました。そして、同じように半額
キャンペーンをすることになります。

するとお客半額に慣れてしまい通常価格では集客できなくなり低価格で
商売を続けなければならなくなったのです。まさに負のスパイラルです。

ただ、安売りは全部ダメだということではありません。

１０個の商品のうち２個の商品だけをキャンペーン価格にするのならば、
全体への影響は少なく集客も上手にできます。全体のバランスを考え、
良いタイイングで出すことが重要なのです。

安易な価格破壊は大変リスクがあることを忘れないでください。

それからよくあるダメチラシのケースとして『八方美人型広告』もあります。

例えば学習塾で小学生の講座から高校生の講座まで全部掲載しているような
チラシです。広告主としては会社の魅力をアピールしているつもりなのです
が、お客の心には全く刺さっていないのです。

お客に訴求するには一つに絞り、その情報を詳細に掲載すべきです。

ここまでみてきたように、ダメチラシには大きく分けて５つのパターンが
あり、９０％以上のチラシはそのどれかに当てはまります。

なぜ多くのチラシが、ダメチラシになってしまうのでしょうか。
最大の原因が、チラシを自分達で考えずに、広告代理店やデザイン会社に
「まる投げ」していることです。

多くの広告代理店やデザイン会社は、デザインのプロであり、集客のプロ
ではありません。しかもデザインのテンプレートも決まっていて、
それに当てはめて制作しているところも多いようです。

ノウハウのない広告代理店やデザイン会社に依頼すると、機械的にチラシを
制作し、反響について検証することはありません。
だからノウハウがないのです。

あなたの会社のチラシも、業者に「まる投げ」するのではなく、まず自社で
徹底的に考えて欲しいのです。そうしているところが確実に集客に成功して
います。

集客をアップさせるチラシづくりのヒントをこのコラムでご紹介しています
ので、これを参考にして考えてください。

次回は、集客の取れるチラシの５つの条件について解説します。

（つづく）

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第２回目は前回に引き続き島倉大輔先生です。

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「圧倒的に集客できる反響チラシの作り方と活用法」その２　　 （島倉大輔）

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前回、これからの時代は、文字だらけの「情報提供型チラシ」こそが
集客に抜群の効果を発揮するという事をお伝えしました。

しかし、いらない情報を詰め込んだだけでは逆効果。
集客するには、「お客様の欲しい情報」を詰め込む必要があります。

例えば、飲食店のチラシの場合は、メニューだけでなく、
「どんな素材を使っているのか」
「何がどのように美味しいのか」
「他店と何が違うのか」
「お客様の反応はどうなのか」

といった、お店ならではの魅力・そのメニューならではの魅力が
「お客様の欲しい情報」です。

皆様は「お店のプロ」なので、メニュー・商品について、
「わざわざ説明しなくても分かっている」ために、それ以外の情報を載せたく
なりがち。でも、チラシを見るお客様は「素人」です。
「素人の目」で見て必要な情報をたくさんいれてあげましょう。

反対に、
１．モデルやイメージ写真を多用した、「デザインのキャッチーさ」
　　で売り込む『イメージ広告』
２．「営業時間○～○時」「○月○日キャンペーン!!」」など
　　「営業時間・イベントの日程情報」で売り込む『営業時間告知型広告』
３．メニュー・商品と価格だけをずらりと並べた「商品情報」で売り込む
　　『商品カタログ型広告』
は全く反響がでません。

このような「売り込み型チラシ」が効果的なのは、すでに
「誰もが特徴・魅力を知っているあの店・あの会社」である超大手企業だけ。
中小の個人店舗様は、まずはお客様にお店の特徴・魅力を伝えるところから
始めましょう。

今まで、お店に合わないチラシを作っていませんでしたか？
次回は、多くのお店が失敗する「ダメチラシ」の例『価格訴求型広告』
についてお話しします。

（つづく）

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